業務と規制要件に合わせて、
機密データの持ち運びを守る。
扱うデータも、利用環境も、必要な管理レベルも業種によって異なります。DataLockerは、ハードウェア暗号化デバイスとSafeConsoleによる集中管理を組み合わせ、業務に合った安全なデータ搬送を設計できます。
どのような業務で利用しますか?
業種ごとに想定されるリスクと利用シーンから、DataLockerの活用方法をご紹介します。
官公庁・自治体・公共
個人情報や行政情報を外部媒体で搬送する際の暗号化、利用端末制限、監査を強化。
- FIPS対応暗号化デバイス
- 許可端末・ネットワークで利用
- 紛失時の遠隔制御
金融・保険
顧客情報・取引情報・監査データを、利用者だけでなく利用環境まで含めて統制。
- 端末証明書によるTrusted Zone
- 詳細な操作・ファイル監査
- SIEM連携を含む運用設計
製造・OT・設計
工場・閉域網・製造設備へ設計データや更新ファイルを安全に搬送。
- 本体側で認証できるデバイス
- 大容量HDD / SSDにも対応
- マルウェア対策との組み合わせ
医療・ヘルスケア
患者情報、検査データ、画像データなどを暗号化し、紛失時にも管理可能な運用へ。
- 大容量暗号化外付けドライブ
- 利用履歴の監査
- 遠隔無効化・消去
研究・大学・教育
研究データ、共同研究データ、未公開成果を研究室外へ持ち出す際の統制を強化。
- 研究室・端末単位の利用制限
- オフライン環境でも暗号化
- 大容量データ搬送
IT・SI・委託業務
顧客データを委託先や保守先へ渡す際に、「誰に渡したか」だけでなく「どこで使えるか」まで管理。
- 委託先の許可PCだけで利用
- 期限・ポリシーの集中管理
- 返却不能時の遠隔停止
業種別の利用イメージ
DataLockerは単体のUSB販売だけでなく、運用ルールとSafeConsoleポリシーを組み合わせて設計できます。
持ち出した媒体を、配布後も管理。
行政情報・個人情報の受け渡しでは、暗号化だけでなく「許可された環境でのみ利用」「紛失時に停止」「利用記録を残す」という運用が重要です。
- FIPS 140-3対応デバイスを選択可能
- ZoneBuilderで許可PC・Trusted Zoneを設定
- SafeConsoleから利用状態を確認・制御
K350 + SafeConsole
本体キーパッド認証と集中管理を組み合わせ、利用PC制限や遠隔制御を含む運用へ。
「パスワードを知っている」だけでは使わせない。
会社管理PCに端末証明書を配布し、Trusted Zone外での利用を制限することで、私物PCや未承認端末への接続リスクを抑えます。
- 独自CAのクライアント証明書を利用可能
- Device Stateでオンライン確認を強制可能
- 監査ログ・SIEM連携を含む設計が可能
利用者 + パスワード + 利用環境
認証要素をUSBのパスワードだけに依存せず、会社が信頼したPC・ネットワークと組み合わせます。
閉域・スタンドアロン環境への安全なデータ搬送。
製造設備、検査端末、保守端末など、ソフトウェア追加が難しい環境では、本体側で認証できる暗号化デバイスが有効です。
- K350 / DL4 FEは本体側で認証
- 設計データ・更新データの大容量搬送
- SafeConsole管理下でポリシーを適用
K350 / DL4 FE
USBメモリから大容量HDD・SSDまで、データ量と接続先に応じて選択できます。
大容量データも、持ち運び中から紛失後まで守る。
検査・画像・バックアップ等の大容量データには暗号化外付けドライブを利用し、SafeConsoleで管理する構成が考えられます。
- DL4 FEで大容量データを暗号化
- 紛失時はSafeConsoleから状態変更
- 利用ログを監査資料として活用
DL4 FE + SafeConsole
大容量ストレージの本体認証と集中管理を組み合わせます。
研究室から持ち出されるデータにも管理ポリシーを。
研究データや未公開成果を学外・共同研究先へ持ち運ぶ際、暗号化と利用先の制限を組み合わせることでリスクを抑えます。
- 研究室・共同研究先ごとに利用範囲を設計
- オフライン利用とオンライン確認を使い分け
- 紛失・異動時のデバイス管理
研究データの安全な共有
クラウドへ置けないデータや大容量データの物理搬送にも対応します。
委託先に渡したUSBを、委託先のどのPCでも使える状態にしない。
保守・移行・障害解析などで顧客データを外部へ搬送する場合、端末証明書を使って利用PCを限定し、返却不能時には管理者側から制御できます。
- 委託先の許可PCだけをTrusted Zone化
- ファイル種別制限・書き込み制御
- 監査ログでデバイス利用を追跡
渡すデータだけでなく、使う場所も管理。
委託契約上の媒体管理ルールを、SafeConsoleの技術的制御で補完します。
導入検討の進め方
まずは業務要件を整理し、必要な管理レベルだけを組み合わせます。
業種・運用に合わせた構成をご提案します。
利用台数、接続先PC、ネットワーク環境、調達要件をもとに、評価構成からご相談いただけます。